全国消防長会について
全国消防長会の目的、沿革、組織などについてお知らせいたします

全国消防長会は、全国消防長の融和協調を図り、消防の情報を交換して 採長補短するとともに、消防制度、技術等の総合的研究を行い、 共通する問題の解決のため相協力し、日本消防の健全な発展に寄与することを目的に、全国720消防本部の消防長で構成されています。
全国消防長会の沿革
昭和24年5月 | 消防本部を設置していた121都市の消防長を会員として「全国都市消防長連絡協議会」を設立 |
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昭和30年7月 | 全国都市消防長連絡協議会の下部組織として、全国を9地区に区分し、それぞれに支部を設置 |
昭和32年12月 | 消防行政執行に係る諸問題について専門的事項の審議検討を行うため「事業推進委員会」を設立 |
昭和36年5月 | 名称を「全国消防長会」に改称 |
昭和38年5月 | 各支部の下部組織として各都道府県に「都府県消防長会」を設立 |
全国消防長会のあゆみ
全国消防長会の組織
役員等
- 役員会
- 毎年秋に開催するほか、必要の都度開催し、総会に提出すべき議案及び研究事案に関すること、事業計画の実施運営に関することなどについて議決します。
- 常任理事会
- 総会及び役員会に先立ち開催するほか、毎年2月に開催し、事業計画の推進に関すること、緊急案件の措置推進に関すること等を審議します。
役職 | 役員 |
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会長 | 東京消防庁消防総監 |
副会長 |
札幌市消防局長 仙台市消防局長 横浜市消防局長 名古屋市消防局長 京都市消防局長 大阪市消防局長 広島市消防局長 徳島市消防局長 福岡市消防局長 |
常任理事 | 42名 (正副会長含む) |
理事 | 105名 (常任理事を除く) |
監事 | 5名 |
支部
支部名 | 支部長 | 支部の区域 |
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北海道 | 札幌市消防局長 | 北海道(道西、道南、道央、道北、道東) |
東北 | 仙台市消防局長 | 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟 |
関東 | 横浜市消防局長 | 群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡 |
東海 | 名古屋市消防局長 | 愛知、岐阜、三重 |
東近畿 | 京都市消防局長 | 富山、石川、福井、滋賀、京都、奈良、和歌山 |
近畿 | 大阪市消防局長 | 大阪、兵庫 |
中国 | 広島市消防局長 | 岡山、鳥取、広島、島根、山口 |
四国 | 徳島市消防局長 | 徳島、高知、愛媛、香川 |
九州 | 福岡市消防局長 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
事業推進委員会
本会の中枢機関として7委員会により専門的な事案を検討・審議し、具体的な施策の措置推進を図っています。
また、必要に応じて特別委員会等を設置し、広い枠組みでの重点的な審議を行っています。
委員会名 | 委員長 |
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総務委員会 | 堺市消防局長 |
財政委員会 | 神戸市消防局長 |
技術委員会 | さいたま市消防局長 |
予防委員会 | 千葉市消防局長 |
警防防災委員会 | 北九州市消防局長 |
救急委員会 | 札幌市消防局長 |
危険物委員会 | 川崎市消防局長 |
全国消防長会の事業活動
全国消防長会の事業活動をお知らせいたします
- 消防情報の交換
- 会員の消防現勢及び業務の推進に必要な資料を収集し、消防情報のデータベース化と通信ネットワークシステムの構築を行い、また、会報及び週間情報等により、本会並びに国の動向等を提供しています。
- 消防制度の改善
- 消防制度及び消防関係法令等の調査研究を行い、必要な措置を講じています。
- 消防財政の確立
- 消防力の充実強化等を促進するため、消防財政に関する調査研究を行い、消防施設等の整備に要する消防補助金及び地方交付税の確保等について措置推進を行っています。
- 予防行政の推進
- 放火火災予防対策、高齢化社会を踏まえた住宅防火対策の推進、防火管理体制及び対象物に応じた防火安全対策の推進等、適正な予防行政の措置推進を行っています。
- 危険物行政の推進
- 危険物施設における自主保安体制の確立と、危険物災害発生時における防災体制の強化を図る等、危険物行政執行上の諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 警防技術の改善
- 各種災害に対する警防対策、警防技術、警防業務及び救助体制等の諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 消防機械及び技術の総合的研究
- 消防機械器具及びその整備並びに運用技術について調査研究し、必要な措置を行っています。
- 消防通信の改善
- 消防通信の諸問題について検討し、必要な措置推進を行っています。
- 消防職員の教育訓練及び処遇改善
- 時代に即応した勤務環境作り及び処遇の改善、消防職員委員会の適切な運用、教育訓練の充実強化、職員の高齢化対策等について検討し、必要な措置を行っています。
- 救急体制の整備
- 救急業務の高度化に伴う救急体制の整備、救急隊員の教育訓練の充実及び住民に対する応急手当の普及啓発等に関する諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 消防広報・防災体制の推進
- 防火意識の高揚等、火災予防思想の普及及び防災に関する諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 大規模災害時の消防体制の整備
- 地震、噴火、風水害等、大規模災害における広域消防応援体制及び緊急消防援助隊の円滑な運用等に関する諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 国際消防救助の推進
- 国際消防救助隊の円滑な運用等に関する諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 組合消防の充実
- 組合消防の充実強化に関する諸問題について検討し、必要な措置を行っています。
- 研修会、研究会等の開催
- 次のような各種の研修会、研究会等を行っています。
・消防長研修会、総務関係実務研修会
・海外消防事情視察研修会
・全国消防職員意見発表 - 表彰等
- 消防職員に対する表彰、弔慰及び消防協力者に対する表彰を行っています。
